有安さんにしてほしかったあいさつ

もやもやが消えない

なんでこの期に及んであんなことしか言えないんだろう
それが有安杏果なんだよと超人的な包容力で微笑むことができる人もいるのだろう
許容できない自分は器が小さいのか

……なんてつらつら考え、どういうあいさつだったら納得できるんだろうと書き殴った

 

エゴだとわかっているがこれくらいのことを言ってくれたら涙を流しながらも笑顔で見送れたはず


有安さんにしてほしかったあいさつ

・8年間、4人と頑張ってきて、たくさんの素敵な景色を見ることができた。以前、「奇跡の5人」としおりんは言ったけど、そのうちの1人であったことは誇りであり、それは私のこれからの人生のなかでもずっと輝き続ける。4人と一緒でなければここまでこれなかった。本当にありがとう。

・そして、私たち5人を照らし、支えてくれたモノノフのみなさんがいたからこそ、ここまで頑張ることができた。ありがとう。

・ソロでライブをすることは、ももクロに入る前からの夢だった。そしてその夢をももクロを通じてかなえさせてもらった。自分で作詞作曲した楽曲を、さらに自分で演出したステージで歌う。この創造する楽しさは自分が想像していた以上に大きかった。楽しくて楽しくて。もっともっとやりたいという欲がどんどんふくらんでいった。

ももクロとソロ活動を並行してできればよかった。でもそれは、今の自分のキャパでは不可能だった。なのにソロに気持ちが行き過ぎてしまい、このままではももクロに迷惑をかけてしまうのではという思いが強くなっていった。実際、迷惑をかけていたと思う。

ももクロは今年、10周年という節目の年を迎える。そんな大事な時に、こんな中途半端な気持ちでいるのはみんなに迷惑をかけるのでは。このままではダメだと思うようになった。

・一方で、作詞作曲をするようになって、自分という人間の浅さにも気づいた。0歳の時からずっと芸能界にいて、いろんな経験をさせていただいたけど、逆にみんなが当たり前にしてきたことを自分はしていない、知らない。そのことへの焦りもでてきた。このままでいいのか。まだ22歳の今なら、何か取り戻せるものはあるんじゃないか。

・4人と一緒に10周年の舞台に立ちたかった。でも、それをすればその先も一緒に歩いていかなければならない。その覚悟が持てない以上、10周年の場に自分はいてはいけないと思い、事務所の方々とどうすればいいか話し合ってきた。いろんな事情があり、発表から今日までがわずか1週間となってしまった。このことは本当に申し訳なく思っている。

・また、4人にも、すべて決まった後に報告したことを申し訳なく思っている。ごめん。でも、決まる前に相談して引き止められたら、気持ちが揺らぐことは分かっていたから、どうしても言えなかった。本当にごめん。

・これからはまず、自分という人間を見つめなおしたい。ももクロという看板がない世界で、自分に何ができるのかを知りたい。

・歌は好きなので作っていきたい。それは今はだれかに披露するためのものではない。自分に厚みが出て、本当にだれかに伝える価値があるものが作れたという自信が持てたら、その時はどこかの路上で歌っているかも。

・5人のももクロを好きでいてくれたみなさん、4人にしてしまってごめんなさい。スタッフのみなさんにもたくさんの迷惑をかけた。ごめんなさい。何より、不安な思いにさせてしまったメンバーに申し訳ない。すべてわたしのわがままから。

・今日を境に、ももクロの一員からモノノフになる。みんなと一緒に4人を応援していく。そういう意味では、これからもみんなと一緒。4人のももクロがさらにおおきく飛躍することをモノノフとして楽しみにしている。

 

・(歌唱)ありがとうのプレゼント