「百田夏菜子と高城れにを擁する天性の人たらし集団から離れられる人間がいるはずがない」

ツイッターで流れてきた一文に、自分のもやもやのしっぽを発見した

 

私はどこかで「百田夏菜子高城れにを擁する天性の人たらし集団から離れられる人間がいるはずがない」と思っていたけど、今になって考えればその決断ができる有安杏果の意志の強さこそがももいろクローバーZのパフォーマンスを支え続けていた。

 

後段にはまったく共感しないけど、前段はそう、そうなんだ。

 

百田夏菜子高城れにを擁する天性の人たらし集団から離れられる人間がいるはずがない」

 

だから、あの玉井詩織が、あの玉井さんがですよ、自分たちのことを「奇跡の5人」って言ってしまうわけ。

「女性アイドルで、何十年っていう、ずっと、 何十年も続いてるグループって見たことないじゃないですか。その道のりは険しいかもしれないけど、こうやってみんなで見えない道を作って、モノノフさんと 私たちで新しい道を作って、ずーっと、ももクロを存在させ続けましょう!」

しつこいけど、あの玉井さんが。

だからこそ、箱推しなんだろう。一応推しはあるけど、箱推し。推しも好きだけど、それ以上にももクロが好き。

 

なのに辞めた。彼女は。

そのことに、理解が追い付いてないのがもやもやの原因なんだろうな。

 

ももクロを辞める人がいるのが理解できない。あんな素敵な女子達なかなかいないよ。百田夏菜子高城れにの仲間になれるって宝くじに当たるくらいのラッキー。それをりんりんは分かってると思う。女優やソロコン、MCなどなど他の仕事もいろいろやってみたいと思っているだろう。でも、それはそれ。ももクロでいることは疑いのないこと。

 

百歩譲ってももクロから離れるとしたら、結婚して子育てに専念したいという理由くらいか。それでも、いつかは分からないけど子育て落ち着いたら戻るという余地を残してあくまで休むでいのでは。

もし、体力的に厳しかったなら、とりあえず休めばいい。ソロで歌をやりたいならももクロと両立すればいい。普通の女の子になりたければ、ももクロの仕事セーブしてもらってやればいい。バラエティ苦手ならそれだけ配慮してもらえばいい。

 

彼女が言うことどれをとっても、ももクロを辞める理由として腑に落ちない。

 

結局、ももクロがいやになったんだな。

 

としか思えず、つらい。

 

そうなんだ。ももクロが、自分の心が傷つけられたと感じてしまったんだ。

ももクロが傷つけられたことにもやもやしていることにようやく思い至った。

 

もやもやが晴れるという触れ込みのBUBKAの読書感想文

 

有:アイドルをやらせていただきましたけど、アイドルをはじめたときから、常に「いつかは卒業するときがくる」ということは意識してきたんですよ。

←一生ももクロ宣言のれにちゃんに続いて、国立でしおりんが女性アイドルでは例のないスマップや嵐みたいなグループを目指したいといい始めた時点で、私は違うと思ってたはず。なぜここまで続けたのか。

 

有:普通の女の子の感覚を失いたくないから大学に進学した部分もあるので

←他のメンバーのように普通の高校に通えばよかったのに、なぜ高校は通信制に行って芸能活動を優先しようとしたのに、ももクロ活動に制約をつけるであろう大学にいまさら進学してまで普通を求めた?

 

有:私ももっと成長したいな、自立したいなって。もちろん勇気はいるんですけど、私にとって新しいスタートを切ることが、ももクロからの卒業ってことになっていったんです。

ももクロで成長し、同時に自立もできない?

 

有:とにかく普通の生活をしたい、というのが一番やりたいことなので、その後のことは辞めてからゆっくり考えます。

ももクロだと普通の生活ができない?

 

有:1月22日から先のことはなにもわからないです。1年後、5年後、10年後…OLさんをやっているのか、それとも歌っているのか、私にもわからない。

←選択肢に「歌っている」があるんだ。結局5人のうちの1人、がいやだったの?ソロで歌いたいだけ?

 

kwkmさんインタビューももちょっと踏み込んでいるかと思ったらそうでもなく

疑問は募る

 

 

有安さんにしてほしかったあいさつ

もやもやが消えない

なんでこの期に及んであんなことしか言えないんだろう
それが有安杏果なんだよと超人的な包容力で微笑むことができる人もいるのだろう
許容できない自分は器が小さいのか

……なんてつらつら考え、どういうあいさつだったら納得できるんだろうと書き殴った

 

エゴだとわかっているがこれくらいのことを言ってくれたら涙を流しながらも笑顔で見送れたはず


有安さんにしてほしかったあいさつ

・8年間、4人と頑張ってきて、たくさんの素敵な景色を見ることができた。以前、「奇跡の5人」としおりんは言ったけど、そのうちの1人であったことは誇りであり、それは私のこれからの人生のなかでもずっと輝き続ける。4人と一緒でなければここまでこれなかった。本当にありがとう。

・そして、私たち5人を照らし、支えてくれたモノノフのみなさんがいたからこそ、ここまで頑張ることができた。ありがとう。

・ソロでライブをすることは、ももクロに入る前からの夢だった。そしてその夢をももクロを通じてかなえさせてもらった。自分で作詞作曲した楽曲を、さらに自分で演出したステージで歌う。この創造する楽しさは自分が想像していた以上に大きかった。楽しくて楽しくて。もっともっとやりたいという欲がどんどんふくらんでいった。

ももクロとソロ活動を並行してできればよかった。でもそれは、今の自分のキャパでは不可能だった。なのにソロに気持ちが行き過ぎてしまい、このままではももクロに迷惑をかけてしまうのではという思いが強くなっていった。実際、迷惑をかけていたと思う。

ももクロは今年、10周年という節目の年を迎える。そんな大事な時に、こんな中途半端な気持ちでいるのはみんなに迷惑をかけるのでは。このままではダメだと思うようになった。

・一方で、作詞作曲をするようになって、自分という人間の浅さにも気づいた。0歳の時からずっと芸能界にいて、いろんな経験をさせていただいたけど、逆にみんなが当たり前にしてきたことを自分はしていない、知らない。そのことへの焦りもでてきた。このままでいいのか。まだ22歳の今なら、何か取り戻せるものはあるんじゃないか。

・4人と一緒に10周年の舞台に立ちたかった。でも、それをすればその先も一緒に歩いていかなければならない。その覚悟が持てない以上、10周年の場に自分はいてはいけないと思い、事務所の方々とどうすればいいか話し合ってきた。いろんな事情があり、発表から今日までがわずか1週間となってしまった。このことは本当に申し訳なく思っている。

・また、4人にも、すべて決まった後に報告したことを申し訳なく思っている。ごめん。でも、決まる前に相談して引き止められたら、気持ちが揺らぐことは分かっていたから、どうしても言えなかった。本当にごめん。

・これからはまず、自分という人間を見つめなおしたい。ももクロという看板がない世界で、自分に何ができるのかを知りたい。

・歌は好きなので作っていきたい。それは今はだれかに披露するためのものではない。自分に厚みが出て、本当にだれかに伝える価値があるものが作れたという自信が持てたら、その時はどこかの路上で歌っているかも。

・5人のももクロを好きでいてくれたみなさん、4人にしてしまってごめんなさい。スタッフのみなさんにもたくさんの迷惑をかけた。ごめんなさい。何より、不安な思いにさせてしまったメンバーに申し訳ない。すべてわたしのわがままから。

・今日を境に、ももクロの一員からモノノフになる。みんなと一緒に4人を応援していく。そういう意味では、これからもみんなと一緒。4人のももクロがさらにおおきく飛躍することをモノノフとして楽しみにしている。

 

・(歌唱)ありがとうのプレゼント